【土地探しのコツと費用】外構工事で高低差を解消するには!?

ノウハウ
  • 高低差を解消するにはどんな方法があるの?
  • 高低差を解消の工事はそれぞれいくらかかる?
  • 高低差解消の工事をせずに住む方法ってあるの?

みなさん、家づくりで土地を探す時に立地ばかりを考えていませんか?

買い物、交通事情、病院、学校、自然環境…すべて大事ですよね。もちろん正解です。ただ、土地探しにおいて忘れがちなのが、【高低差】です。いざ家づくりになると高低差があるためにこんなに費用かかるの?ってビックリする人は非常に多いです。あとから気付くと正直ショックですよね。

<strong>たけ</strong>
たけ

はじめまして!今年で外構設計10年目のたけと申します。            現在は、自営業で関東関西の外構業者の図面サポートをしています💻     作図実績累計1000件以上✍

新築外構やリフォーム外構、狭小、大規模案件と幅広く携わってきた経験をもとに外構工事のアドバイスをしていきます!

この記事では、高低差のある土地を買ってしまった人や購入予定の人に解消方法を解説。そもそも高低差のある土地を選ぶなら、どう選ぶかなどのポイントを説明していきます。

この記事を読むことで現実的な高低差解消方法や選ぶべき高低差のある土地を理解することができます

結論として、高低差解消方法は大きく2点あります。法面を活かすか、法面をなくすか。

そして、そもそも解消するため工事をしたくない人は、高低差解消工事をすでに施工済みの土地を選ぶことです。

それでは、ひとつずつ写真と共に見ていきましょう!!

高低差解消方法

法面

上記写真で斜めになっている土の部分のことを法面(のりめん)と呼びます。分かりづらい場合は、河川敷の土手をイメージしてください。

法面を活かす場合

法面を活かすとは、法面の形状はそのままに芝生や割栗石などを敷設することになります。この方法を採用することで初期費用は大幅に抑えられます。

天然芝

上記画像は、住宅敷地ではないですが

法面に天然芝を施工した場合、こんなイメージになります。1㎡あたり3,000円なので割安に施工することが出来る為、初期費用を抑えたい人にはおすすめな方法。

ただし、外構工事あるあるなのですが

初期費用が安い=維持管理コストが高いことを覚えておいてください。天然芝は、増殖します。雑草も生えてきます。新たにお金がかからなくても時間というコストはかかるということを忘れないで下さい。

外構工事を見積していると、予算オーバーになることが常。芝生で施工しておいて後で土留めに変更するための一時的な施工にするのがおすすめです。

なら、人工芝でいいんじゃないの?って思いますよね。

↑住宅写真ではないですが、法面で人工芝は自然界で存在しないものなので違和感が強いです。そのため、実際に法面を人工芝で依頼する方は少ないです。

一時的な施工であれば防草シートもありです。ただし、見栄えはかなり悪くなります。

割栗石

芝生や植栽などの維持管理が厳しい方には、防草シート+割栗石がオススメです。1㎡あたり5,000円前後を見ておくのがベターになります。

注意点があるとすれば、割栗石をどこで仕入れるかになります。上記のような割栗石は、※建材屋で仕入れることが出来ます。1袋20㎏で千円もかからないことが多いです。1㎡あたり必要な数は、4~5袋になります。メーカーのカタログに記載されている割栗石は、輸入品であることがほとんどで1袋20㎏で数千円するものがほとんどになります。基本外構業者が見積してくれますが、防草シートだけ依頼してDIYしたい時は、金額や種類など最寄りの建材屋で確認するのが良いでしょう。

※住宅や建造物を施工するのに必要な材料屋になります。主に加工せずそのまま使用出来るブロックや石鉄筋メッシュや職人の小道具なども取り扱っています。

建材屋のHPを見ると上記のような割栗石だけでなく様々な割栗石を扱っている店もあるので要チェックしておくと外構プランの幅も広がり予算も抑えることにつながります。

最終的には、施主の好みですが割栗石は、植栽の根本などアクセント的に使用するのが筆者としては、オススメです。理由は、広範囲に割栗石するとがれきを庭に捨てているようにも見えるからです。

法面を活かさない場合

法面を活かさないとは、法面を水平にすることです。具体的には、ブロックやコンクリートよう壁を作って、たいらにすることで高低差を解消します。

土留めブロック

土留めブロック

ブロックには、普通コンクリートブロックや化粧ブロックなどあります。土留めブロックに使用するのは、基本【型枠ブロック】と呼ばれるものになります。

型枠ブロックは、ざっくり言うとブロックの中にコンクリートを流し込み完成させます。また、ブロックの厚みも150mm以上あります。普通コンクリートブロックや化粧ブロックは、通常120mmになります。

ハウスメーカー外構だと、高低差400mm以上は原則的に型枠ブロックを使用していることが多いです。理由としては、クレーム発生すると厄介なので保守的にならざるを得ないのだと思います。正直、高低差1メートルまでは、120mmのブロックで問題ないことが多いです。実際勤めていた外構業者ではこのやり方で20年傾きやクレームは一切ないとの事でした。

逆に1メートルを超えているのに120mmのブロックで施工しようとしている業者がいたら要注意です。坂道の多い住宅街を歩いていたら、120mmの化粧ブロックで境界ブロックを土留めしていた事例を見かけたことがあります。土留め境界ブロックの場合、隣地にも迷惑になる可能性があることなので安さに目がくらまないようにしてほしいところです。

コンクリート打ちっ放し

コンクリートよう壁

工事金額の具体例

天然芝の法面
割栗石の法面
型枠ブロック+フェンス
よう壁+フェンス
法面工事種類単価
材料費
具体例金額
税抜
補足説明
天然芝3,000円 40㎡\120,000間口10m奥行4m
割栗石5,000円 40㎡\200,000間口10m奥行4m
型枠
ブロック
25,000円~ 10㎡\250,000間口
約17m
高さ
0.6m
コンクリート
よう壁
50,000円前後 10㎡\500,000間口
約17m
高さ
0.6m
フェンス
LIXIL
AB YS2
フェンス470,000円
施工費40,000円
H1000を19枚\510,000※フェンスは定価×0.42
×1.2で
計算

※0.42は仕入率、1.2は2割の利益

天然芝&割栗石と型枠ブロック、よう壁にフェンスを比較すると金額差がとても大きいことが分かります。

高低差解消の工事をせずに住む方法

選択肢の一つとしてあるのは、過去に作られた古すぎない【ひな壇造成地】です。ひな壇造成地とは坂道や傾斜地に階段状に造成された土地のことです。

過去に作られたひな壇造成地の場合、よう壁や階段、駐車場などすでに存在していて新しく高低差解消の為の外構を作る必要がない場合があります。

ただし…です。古いひな壇造成地を購入する際は、気をつけるポイントがたくさんあります。以下を確認せずに購入してしまうとかえって高い買い物になってしまいます。

  • よう壁に亀裂がないか
  • 駐車場がそのまま使用できるか
  • 排水管などが劣化していないか
  • 現行の法規制に適合しているか

亀裂があると当然補修や補強する必要が出てきます。古いと駐車場がSUVなど現在の車のサイズに適応していない場合があります。排水管が劣化していると根詰まりや水がたまりやすくなります。これらは、大規模補修工事になるので本当に要注意です。

まとめ

・高低差を解消するにはどんな方法があるの?

⇒天然芝、割栗石、型枠ブロック、よう壁などが現実的。

・高低差を解消の工事はそれぞれいくらかかる?

⇒施工範囲により変わるが、十数万から100万円近くかかる場合がある

・高低差解消の工事をせずに住む方法ってあるの?

⇒古いひな壇造成地。ただし、チェックポイントを要確認して土地購入する必要がある。

<strong>たけ</strong>
たけ

高低差のない出来るだけ平らな土地がベスト!!

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